相模原市と相模原市米軍基地返還促進等市民協議会による要請結果について
このことについて、次のとおり実施しましたので、お知らせします。 1 日 時 平成28年11月17日(木) 午前10時∼午後3時30分
2 要請者 相模原市
相模原市米軍基地返還促進等市民協議会
(会長:相模原市長、副会長:市議会議長・市自治会連合会会 長・連合神奈川相模原地域連合議長、理事:相模原市副市長、 市議会議員、地区自治会連合会長等)
3 要請内容 「基地の返還等、米軍基地問題に関すること」 4 要請先等
要請先 応対者
在日米陸軍・第一軍団(前方)司令官 (キャンプ座間)
ウィリアム・ジョンソン 在日米陸軍基地管理本部司令官 米海軍厚木航空施設司令官
(厚木基地)
ハワード・サミュエルソン広報部長 高倉 雅子 渉外部長
駐日米国大使 アーロン・スナイプ安全保障政策課長
防衛大臣 若宮 健嗣 副大臣
外務大臣 岸 信夫 副大臣
5 応対者の主な発言
【キャンプ座間】
・返還4事案については、日米政府間レベルの問題ではあるが、今後も可能な支援を 行いたい。
・北側外周部分の返還については、早期に実施協定を締結できるよう鋭意準備を進め ている。
・キャンプ座間のヘリコプター騒音の問題については、パイロットの訓練遂行の必要 性とのバランスを保ちつつ、できる限り騒音を減らす努力を行ってまいりたい。
【厚木基地】
・空母艦載機の騒音については、岩国基地への移駐により騒音被害は確実に減るもの の、全ての騒音がなくなる訳ではないことをご理解いただきたい。厚木基地とし ては、特に、小中学校の行事などの地域住民の生活に十分配慮し、騒音の軽減に 引き続き取り組んでまいりたい。
・海軍ヘリコプターによるキャンプ座間での訓練については、飛行ルートを十分精査 してまいりたい。
【米国大使館】
・空母艦載機の移駐について、地元の関心が高いことは理解しており、今後とも着実 平 成 28 年 11 月 17 日 相 模 原 市 発 表 資 料
に取り組んでまいりたい。
・相模総合補給廠及びキャンプ座間におけるヘリコプター騒音については、要請の主 旨を軍に対して伝えたい。
【防衛省】
・相模総合補給廠の一部返還地の今後の利用については、財務省の所管となるが、地 元の意向を踏まえて早期実現に協力してまいりたい。
・返還4事案については、地元の利用計画を勘案しつつ、日米合同委員会の枠組み の中で取り組んでまいりたい。
・再編交付金の交付が今年度終了するが、現在、その後のあり方について検討を行 っているところである。
・空母艦載機の移駐については、平成29年頃までの実現に向け、岩国基地での必 要な整備を進めている。
・航空機騒音については、米軍に対し、原則夜10時から朝6時までの飛行禁止な ど、日米合意に基づく規制の遵守を求めている。
・相模総合補給廠における戦術メンテナンス施設の建設計画は、米軍の直轄事業で あり、国に全ての情報が提供される訳ではないが、米軍に確認したところ、既存 の施設の建替えである旨の説明があった。
【外務省】
・相模総合補給廠における倉庫爆発火災については、米軍による最終報告の提示と倉 庫立ち入り確認が実現したが、今後も安全対策の徹底を米軍に求めていきたい。
・返還4事案の早期実現に向けて、防衛省とも連携し、取り組んでまいりたい。
・空母艦載機の移駐については、米軍とも調整しながら、着実に進めてまいりたい。
6 問合せ先 本日午後 7 時 45 分まで東京事務所(電話 03- 3222- 1653)へお願い します。渉外課職員が対応します。
問合せ先 渉外課
03- 3222- 1653( 東京事務所) 対応責任者 小山 崇 渉外課長
相模原市・相模原市米軍基地返還促進等市民協議会
要請事項要約
米軍基地の整理・縮小・早期返還
<要請書 1 ページⅠ>(1)米軍再編において約束されている「返還4事案」について、地元が提示した 利用計画をもとに、早期実現に向けた返還協議が迅速に進むよう努められたい。
・ 相模総合補給廠:J R 横浜線と並行した道路用地
・ キ ャ ン プ 座 間:ゴルフ場周辺外周道路
・ 相模原住宅地区:ウォーターフィルタープラント( 浄水場) 区域
・ 相模原住宅地区:東側外周部分道路用地
(2)相模総合補給廠の北側外周部分について、地元の意向に沿った道路が整備で きるよう、諸手続等についてご協力いただきたい。
キャンプ座間
相模原市・相模原市米軍基地返還促進等市民協議会
要請事項要約
米軍機による騒音被害の解消
(1)空母艦載機の厚木基地からの移駐について、着実かつ早期に移駐を完了させ るよう最大限努力するとともに、移駐までの間についても、騒音軽減に向けた 措置を講じられたい。
(2)キャンプ座間における厚木基地の米海軍ヘリコプターが飛来し、周辺の住宅 地上空を短時間で低空・旋回飛行を繰り返しているが、市内基地とその周辺で は訓練等を行わないようにされたい。
厚木基地
相模原市・相模原市米軍基地返還促進等市民協議会
要請事項要約
1 米軍基地の整理・縮小・早期返還
<要請書 1 ページⅠ>(1)米軍再編において約束されている「返還4事案」について、地元が提示した 利用計画をもとに、早期実現に向けた返還協議が迅速に進むよう努められたい。
・ 相模総合補給廠:J R 横浜線と並行した道路用地
・ キ ャ ン プ 座 間:ゴルフ場周辺外周道路
・ 相模原住宅地区:ウォーターフィルタープラント( 浄水場) 区域
・ 相模原住宅地区:東側外周部分道路用地
2 米軍機による騒音被害の解消
<要請書 3 ページⅢ>(1)空母艦載機の厚木基地からの移駐について、着実かつ早期に移駐を完了させ るよう最大限努力するとともに、移駐までの間についても、騒音軽減に向けた 措置を講じられたい。
(2)キャンプ座間における厚木基地の米海軍ヘリコプター、相模総合補給廠にお ける横田基地の米空軍ヘリコプターによる騒音問題について、市内基地とその 周辺では訓練等を行わないようにされたい。
米国大使館
相模原市・相模原市米軍基地返還促進等市民協議会
要請事項要約
1 米軍基地の整理・縮小・早期返還
<要請書 1 ページⅠ>(1)首都圏南西部における広域交流拠点都市を形成する上で要となる、相模総合補 給廠の一部返還地(約 15ha、鉄道・道路用地以外)について、可能な限り地元 の意向に沿った利用ができるよう、引き続き市と緊密に連携するとともに、諸手 続を迅速に進められたい。
(2)米軍再編において約束されている「返還4事案」について、地元が提示した利 用計画をもとに、早期実現に向けた返還協議が迅速に進むよう努められたい。
・ 相模総合補給廠:J R 横浜線と並行した道路用地
・ キ ャ ン プ 座 間:ゴルフ場周辺外周道路
・ 相模原住宅地区:ウォーターフィルタープラント( 浄水場) 区域
・ 相模原住宅地区:東側外周部分道路用地
(3)基地の機能、必要性、利用状況等を点検し、相模総合補給廠の更なる返還をは じめ、市民生活の不便解消や、計画的なまちづくりを進める上で障害になってい る箇所の返還又は共同使用を実現されたい。
(4)平成 28 年度をもって交付が終了する再編交付金について、交付の継続や新た な財政的措置の創設を含め、地元負担の軽減を図られたい。
2 米軍機による騒音被害の解消
<要請書4ページⅢ>(1)空母艦載機の厚木基地からの移駐について、着実かつ早期に移駐を完了させる よう最大限努力するとともに、移駐までの間についても、騒音軽減に向けた措置 を講じられたい。
(2)キャンプ座間における厚木基地の米海軍ヘリコプター、相模総合補給廠におけ る横田基地の米空軍ヘリコプターによる騒音問題について、市内基地とその周辺 では訓練等を行わないようにされたい。
防衛省
相模原市・相模原市米軍基地返還促進等市民協議会
要請事項要約
1 米軍基地の整理・縮小・早期返還
<要請書 1 ページⅠ>(1)米軍再編において約束されている「返還4事案」について、地元が提示した 利用計画をもとに、早期実現に向けた返還協議が迅速に進むよう努められたい。
・ 相模総合補給廠:J R 横浜線と並行した道路用地
・ キ ャ ン プ 座 間:ゴルフ場周辺外周道路
・ 相模原住宅地区:ウォーターフィルタープラント( 浄水場) 区域
・ 相模原住宅地区:東側外周部分道路用地
(2)基地の機能、必要性、利用状況等を点検し、相模総合補給廠の更なる返還を はじめ、市民生活の不便解消や、計画的なまちづくりを進める上で障害になっ ている箇所の返還又は共同使用を実現されたい。
2 米軍機による騒音被害の解消
<要請書4ページⅢ>(1)空母艦載機の厚木基地からの移駐について、着実かつ早期に移駐を完了させ るよう最大限努力するとともに、移駐までの間についても、騒音軽減に向けた 措置を講じられたい。
(2)キャンプ座間における厚木基地の米海軍ヘリコプター、相模総合補給廠にお ける横田基地の米空軍ヘリコプターによる騒音問題について、市内基地とその 周辺では訓練等を行わないようにされたい。
外務省